ザ・ボーイズ(The Boys)Season1第5話「信念」のあらすじ
ホームランダーの「密偵」Aトレインは・・・
キューバのバハマに身を潜めていたポップクロウ。
Aトレインは彼女のもとを訪れ、言葉巧みに「コンパウンドV」の件を誰に話したのかを再度聞き出す。
彼女はついに事の真相を話すが、その後Aトレインはある行動に出る。
これも全てはホームランダーの指示だった。
報告を済ますAトレインに、ホームランダーは満足げにAトレインを称えながらも、
「お前は家族だ。いつも見守っている。いつも見ている。」と自分の支配下にあることを念押しする。
嘘だらけの信仰と正直に生きると誓う「スターライト」
エゼキエル主催のキリスト教信仰者のためのフェス「ビリーブエキスポ」が開催され、ホームランダーをはじめクイーン・メイヴやスターライトなどが集っていた。
ザ・ボーイズの面々もコンパウンドVのさらなる情報収集のため、エゼキエルに接触すべくフェス会場を訪れていた。
ブッチャーはヒューイにスターライトを使ってエゼキエルに直接会えるチケットを入手しろと指示する。
ヒューイはエゼキエルとの接触に成功し、彼の裏の姿を写した動画で脅し、コンパウンドVの輸送先の情報を得る。
ホームランダーはマデリンの提示したスピーチが気に食わず、観衆を煽るように自分の言葉で好き勝手にスピーチしてしまい、マデリンは激怒。
偽善的で上辺を取り繕ったような牧師の教えや、ヴォート社への不満、更にはヒューイからも立場を利用した頼み事をされて、スターライトのストレスは限界に達していた。
ブッチャーの断ち切れぬ想いと「信念」
ブッチャーは義理の姉の家を訪れていた。
何も埋葬されていない「妻の墓」を姉が勝手に用意したことに対して激怒していた。
今のブッチャーの原動力は、失踪して8年経つ妻が今も生きているという強い「信念」があるからこそだった。
クイーン・メイヴは、ハイジャック機の事件に対する「罪の意識」に耐えられなくなっていた。
傷心のクイーン・メイヴは、昔の彼女の元を訪れる。
ヴォート社のおぞましいヒーロー生産工場
ヒューイの掴んだ情報をもとに、ブッチャーとマザーズミルクはマーサー病院の新生児集中治療室に向かう。
そこには目を疑うような光景が広がっていた・・・。
ちょうどその頃、マデリンに呼び出されたホームランダーは彼女から「謝罪」受ける。
今日の身勝手なホームランダーの振る舞いは自分が構ってあげられず、寂しい思いをさせたからだと言い、ホームランダーを自分の膝の上に招き入れる。
ついに心通わせるフレンチーと「彼女」
前回捕獲に成功した「彼女」を鎖に繋ぎ止めたまま、親切に食事を振る舞ったりしていたフレンチーだが、「彼女」は一向に心を開かない。
そんな中、Aトレインの捜索によってフレンチーの身元がヴォート社にバレてしまう。
フレンチーをブラックノワールが追跡するという情報が入るが、
「彼女」を置いたまま逃げろというブッチャーの命令にそむき、「彼女」を逃がすフレンチー。
フレンチーも路地裏を使って逃走を試みるが、ブラックノワールに追い込まれてしまう。
しかし、そこに逃げたはずの「彼女」が現れ、フレンチーを逃しブラックノワールと対峙するも、ブラックノワールの攻撃に崩れ落ちる「彼女」。
「彼女」の身を案じたフレンチーが駆け寄ると・・・。
ザ・ボーイズ(The Boys)Season1第5話「信念」の感想(ネタバレあり)
セブンのスーパーヒーローはクズばっかでどうしようもない。
と言ってしまえば、それまでなんだけど、
どうも全てがホームランダーの恐怖政治の元に成り立っているように思えてきました。
いや、それに巻かれちゃう連中の意思の弱さや優柔不断さも、クズならではなんだけど。
ディープにしてもAトレインにしても、結局はホームランダーの支配下にあって、
圧倒的なパワーの差で抗うことも出来ず、従うしかないって感じだよね。
クイーン・メイヴに関しては男女の関係もあった上で、やっぱりホームランダーに服従させられてる感じだから、更にタチが悪いし。
今回彼女の元カノも出てきて、え、バイだったの?それともビアンなのに、無理やり?みたいなことまで浮かんできてしまいます。
そんな中で、ホームランダーにとって唯一異色な立場にいるのがマデリン。
いやー、なに今回のアレ?
キメーよ!
なに?ホームランダーはマデリンに母性を求めてるのかい?
たびたびマデリンの抱っこする赤ちゃんに対して、冷たい視線を送っていたのは嫉妬だったのかい?
どうなんだい?ホームランダー!キメーよ!
ますますホームランダーの過去とか抱えてる闇とか興味津々になりました。
胸クソは悪いけどな!
そして、ワタシのオアシス「フレンチー」。
ほんと「彼女」に献身的だよね〜、愛がある。
せっかく作った料理をぶちまけられても、愛がある。
恐る恐る手錠外してあげた途端ダッシュで逃げられても、愛がある。
この愛、いつか届いてくれ〜って思ってたら、最後に届いた!
にしても、傷が見る見る回復しちゃう「彼女」の能力最強じゃない?
「彼女」のザ・ボーイズ参入も見えてきましたな。
フレンチーと一緒に仲良く活躍してちょー!
ザ・ボーイズ(The Boys)Season1第5話「信念」劇中使用曲紹介
A lo Caliche (feat. Pana Black) / SR ORTEGON
こんなシーン
ポップクロウが逃亡先として選んだ、キューバ・バハマの風景が流れる冒頭のシーン。
Raise It Up / CLOONEY
こんなシーン
キリスト教信仰のためのビリーブエキスポ会場で、羽の生えたディーバ(能力者と思われる)がステージで熱唱して、会場を盛り上げているシーン。
Salve Regina / HILLIARD ENSEMBLE
こんなシーン
スターライトがステージ上でスピーチするシーン。
Ain't No Sunshine / BILL WITHERS
こんなシーン
ブラックノワールに襲われるフレンチーを「彼女」が助けに入り、逆にやられてしまうシーン。二人の心が通い合い、そのままエンディングとなる。